ごん君のごはん ~ミルクの海におぼれる息子~
3か月の息子、ごん君はとても食欲が旺盛です。
一時期流行った草食系男子なんてどこ吹く風。
そんなごん君の食事では、3か月の赤ちゃんとは思えないアグレッシブな動きを見ることができます。
代表的な動きは主に3つ。
1.哺乳瓶を機敏な動きで咥える。
のんびりした性格で、日常ではおっとりしているごん君。お腹が空いているときだけは別人格が宿るようで、哺乳瓶が近づいてくるとすごい勢いで首をまわし咥えてきます。通称「ライオンさんモード」
2.白目をむき、笑いながら飲む。
よほどミルクが好きなのか、飲みながら口角が上がります。それだけなら「可愛い!!」で済むのですが、なぜか白目をむくというおまけ付き。若干ホラーです。
3.ミルクに溺れる。
【第一段階】勢いよくミルクを飲みます。
【第二段階】むせます。
【第三段階】泣きます。
【第四段階】それでも飲み続けので、さらにむせます。
【第五段階】陸にいながらにして溺れるという離れ業を成し遂げます。
ちなみに、途中で哺乳瓶を取り出すと凄まじく泣き出します。どうすればいいのやら・・・。
さぁ、今日こそは上手に飲めるかな。
妊娠中の妻にぼくがしたサポートをまとめてみた。
GWも終わろうとする頃、こんなニュースが届きました。
妊産婦の死因は、出産時の出血死よりも自殺のほうが2倍ほど多いそうです。
実に痛ましいものです。
僕自身、妻が妊娠する前は、
「妊娠・出産」=「幸福」
と捉えていて、無条件に嬉しいものと思っていました。だからきっと、その頃の自分がこのニュースを見たとしても理解できないし、対岸の火事のように思っていたでしょう。
妻の妊娠・出産、子どもの育児を経験した今では、
「妊娠・出産」=「幸福+責任+言いようのない不安」
と捉えています。なんだか訳の分からないプレッシャーと戦っている気分です。このニュースは他人ごとではないと感じられるようになりました。特に夫がどれだけサポートできるかが重要なのだと思うに至りました。
今日は、(主に)妊娠中の妻に対して、育休取得前の僕がどのようなサポートをしたのかを書きたいと思います。
わが家の場合、妊娠中の妻はひどいつわりに悩み、体重管理に悩み、出産準備が進まないことを悩み、自分に育児ができるか悩み、と悩み多き妊娠ライフを送ってきました。肉体的にも精神的にも大変な状態になっていきました。そんな妻にどうしたかというと・・・
・つわりに対して
妻のつわりは主に食べづわりでした。食べ物の好みも変わり、何なら大丈夫かもわからない状態。しかも僕自身の帰宅は夜9時頃。この状態でとった策は2つ。
1.スーパーで大量の惣菜を買う。
2~3日なら冷蔵保存OKな惣菜はけっこうあるもので、片っ端から買っていきました。まったく箸をつけない惣菜があっても気にしない。
2.夜のうちに翌日のご飯を作っておく。
スーパーの食材だけでは飽きてしまうので、何種類か料理を作っておいて翌日レンジで温めるだけの状態にしておきました。特にweekcookにはお世話になりました。
・体重管理に関して
妊娠中の妻は面白いように体重が増えていきました。おそらく、僕が買ってきた惣菜が高カロリーだったり、作った料理が多すぎたのでしょう。体重計に乗ってはため息をつく妻。この時、妻に対してとった行動はただ一つ。「気にしない」でした。もちろん、過度の体重増加は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まるので、妊婦検診の度にヒヤヒヤさせられましたが、ただでさえストレスのかかる妊娠生活をさらにストレスフルにしないことに注力しました。次の妊娠では、高栄養・低カロリーな料理にしようと思います。
・出産準備について
入院にあたって必要なもの、新生児を家に迎えるにあたって必要なもの、産後の手続きでやるべきこと・・・。新しい家族を迎え入れるにあたって、必要な物品や手続きは想像以上にたくさんありました。これに対してとった対策は2つ。
1.Amazonのほしい物リストを活用する。
Amazonで「産前産後すぐに必要なもの」、「必要になったら買うもの」等のほしい物リストを作成し、出産準備、新生児育児に必要なものを片っ端からリストに入れていきました。リストに入れた商品にはコメントも付けられるので、「沐浴を嫌がるなら購入する」等のメモを残しておきました。
2.職場に、「退院や手続きのため○○日と××日は休みをいただきます」と宣言しておいた。
産後の手続きの時にとった行動です。退院の日や出生届を出す日など、あらかじめわかっている(決められる)予定の日に有給を取得させていただきました。
・育児ができるか
初めての妊娠・出産を妻はとても不安に感じていました。ひょっとするとうつ状態になるのではと、不安になるほど。そんな妻に一番効いた(たぶん)行動は・・・
「1年間、育休とるよ。」だったと思います。
悩んだ時にそれを分かち合える存在がそばにいることが大切だと思っています。 どの家庭でもできるものではないのでしょうが、おすすめです。
初めての妊娠・出産に不安を抱いている方の何かの参考になれば幸いです。
育休をとったら季節を感じた話 ~ごん君の初節句~
今日は5月5日。端午の節句です。
3か月の息子、ごん君にとっては初節句となりました。
兜やこいのぼりを眺めたり、柏餅を食べたり、菖蒲湯に浸かったりと、初節句を満喫することができました。
育休を取得したことで、季節を楽しめるようになったと感じています。
4月は春トビウオや初ガツオに舌鼓を打ったり、ごん君を連れて桜並木を歩いたりしました。
仕事に邁進していた頃は、春の風物詩といえば電車から見える桜や緊張した顔の新入社員だったので、大きな違いです。
仕事では得られない刺激が得られ、とてもいい経験をさせてもらっています。
この一年間、ごん君とかーちゃんとともに季節を楽しんでいこうと思います。
おわり。
ごん君の寝かしつけ
みなさんは寝かしつけ苦労していますか?
生後2か月までは寝かしつけに苦労することが多かったのですが、最近はすんなりと眠ってくれるごん君。
そんなごん君が久しぶりに寝つきが悪かったお話。
正しくは、大人が楽な育児をしようとしたら失敗したお話。
ごん君には入眠儀式が存在します。
お風呂→ごはん→少し遊ぶ→ベッド という流れで毎日すんなりと眠る生活を送っています。
今日のごん君もお風呂→ごはんをすませ、機嫌がよくウトウトし始めました。
いつもなら抱っこしたり転がしたりと遊びの時間が入るのですが、「遊んでごん君を起こしちゃうのもなぁ。大人用のごはん冷めちゃうしなぁ。」と楽することを考えてしまったとーちゃん。
かくして、ごん君は遊んでもらうことなくベビーベッドへと運ばれていきました。
ベッドに転がってもウトウトしているごん君。
「よしよし、今日は寝かしつけがいつもより1時間も早く終わったぞ、遊ばなくても寝るじゃん」とほくそ笑むとーちゃん。
そして、とーちゃん、かーちゃんは夕食を食べはじめました。
「寝る前に遊ばなくても寝てくれるもんだねー」と会話をしていたのも束の間。
聞こえてくるすすり泣き。
足を上下に動かし、ベッドをたたく音。
そこには、全身で不快感をアピールする存在が!!
「・・・アレ、ゴンクン、ネテイルハズダヨネ!?」
その後、ごん君としばらく遊び、必死に寝かしつけようとするとーちゃんがいたそうな。
急がば回れ、ですね。
めでたしめでたし。
ごん君のお手伝い ~3か月編~
「やべっ、ガーゼちょーだい。」
我が家でよく聞こえる助けの声です。
授乳やお散歩、お風呂タイムなど、ガーゼが必要になる場面はたくさんあります。
が、最近なんだか忘れっぽくなっている我が家の大人二人は、しょっちゅうガーゼの準備を忘れます。
そんな不甲斐ない大人二人を助けるべく、生後3か月の息子、ごん君がひと肌脱いでくれました。
満3か月を迎えて以降のごん君。
2か月だったころと比べてできるようになったことは、指をちゅぱちゅぱさせることと、両手を組み合わせること(通称:五郎丸ポーズ)
物もつかめるようになってきました。
先日も聞こえてきたかーちゃんの「ガーゼちょうだい。」の声。
いつもなら普通にガーゼを届けるところですが、何やらごん君が目で訴えかけてきます。(気のせい)
「ここは俺に任せろ」と。
ごん君の言わんとしているところを理解したとーちゃんは、ごん君の手にガーゼを握らせます。
ごん君を連れてかーちゃんのもとへ急行。
無事にかーちゃんのもとにガーゼが届けられたのでした。
ごん君は3か月にして、お手伝いごっこができるようになったのでした。
この件以降、我が家では
「ガーゼちょーだい」=「ごん君出動」
の図式ができたそうな。
めでたしめでたし。