父親だけど長期育休とってみた

1年間の育休を終え、1歳児と格闘中。

妊娠中の妻にぼくがしたサポートをまとめてみた。

 

www.jiji.com

GWも終わろうとする頃、こんなニュースが届きました。

妊産婦の死因は、出産時の出血死よりも自殺のほうが2倍ほど多いそうです。

実に痛ましいものです。

 

僕自身、妻が妊娠する前は、

「妊娠・出産」=「幸福」

と捉えていて、無条件に嬉しいものと思っていました。だからきっと、その頃の自分がこのニュースを見たとしても理解できないし、対岸の火事のように思っていたでしょう。

妻の妊娠・出産、子どもの育児を経験した今では、

「妊娠・出産」=「幸福+責任+言いようのない不安

と捉えています。なんだか訳の分からないプレッシャーと戦っている気分です。このニュースは他人ごとではないと感じられるようになりました。特に夫がどれだけサポートできるかが重要なのだと思うに至りました。 

 

 

今日は、(主に)妊娠中の妻に対して、育休取得前の僕がどのようなサポートをしたのかを書きたいと思います。

 

わが家の場合、妊娠中の妻はひどいつわりに悩み、体重管理に悩み、出産準備が進まないことを悩み、自分に育児ができるか悩み、と悩み多き妊娠ライフを送ってきました。肉体的にも精神的にも大変な状態になっていきました。そんな妻にどうしたかというと・・・

 

・つわりに対して

妻のつわりは主に食べづわりでした。食べ物の好みも変わり、何なら大丈夫かもわからない状態。しかも僕自身の帰宅は夜9時頃。この状態でとった策は2つ。

1.スーパーで大量の惣菜を買う。

2~3日なら冷蔵保存OKな惣菜はけっこうあるもので、片っ端から買っていきました。まったく箸をつけない惣菜があっても気にしない。

2.夜のうちに翌日のご飯を作っておく。

スーパーの食材だけでは飽きてしまうので、何種類か料理を作っておいて翌日レンジで温めるだけの状態にしておきました。特にweekcookにはお世話になりました。

www.weekcook.jp

 

 

・体重管理に関して

妊娠中の妻は面白いように体重が増えていきました。おそらく、僕が買ってきた惣菜が高カロリーだったり、作った料理が多すぎたのでしょう。体重計に乗ってはため息をつく妻。この時、妻に対してとった行動はただ一つ。「気にしない」でした。もちろん、過度の体重増加は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まるので、妊婦検診の度にヒヤヒヤさせられましたが、ただでさえストレスのかかる妊娠生活をさらにストレスフルにしないことに注力しました。次の妊娠では、高栄養・低カロリーな料理にしようと思います。

 

 

・出産準備について

入院にあたって必要なもの、新生児を家に迎えるにあたって必要なもの、産後の手続きでやるべきこと・・・。新しい家族を迎え入れるにあたって、必要な物品や手続きは想像以上にたくさんありました。これに対してとった対策は2つ。

1.Amazonのほしい物リストを活用する。

Amazonで「産前産後すぐに必要なもの」、「必要になったら買うもの」等のほしい物リストを作成し、出産準備、新生児育児に必要なものを片っ端からリストに入れていきました。リストに入れた商品にはコメントも付けられるので、「沐浴を嫌がるなら購入する」等のメモを残しておきました。

2.職場に、「退院や手続きのため○○日と××日は休みをいただきます」と宣言しておいた。

産後の手続きの時にとった行動です。退院の日や出生届を出す日など、あらかじめわかっている(決められる)予定の日に有給を取得させていただきました。

 

 

・育児ができるか

 初めての妊娠・出産を妻はとても不安に感じていました。ひょっとするとうつ状態になるのではと、不安になるほど。そんな妻に一番効いた(たぶん)行動は・・・

「1年間、育休とるよ。」だったと思います。

悩んだ時にそれを分かち合える存在がそばにいることが大切だと思っています。 どの家庭でもできるものではないのでしょうが、おすすめです。

 

 

初めての妊娠・出産に不安を抱いている方の何かの参考になれば幸いです。