父親だけど長期育休とってみた

1年間の育休を終え、1歳児と格闘中。

父親が自治体主催の赤ちゃん講座に行ったら、みんな不幸になった話

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先日、自治体主催の赤ちゃん講座に参加したところ、参加者、職員、自分など、その場に居合わせた人すべてを不幸にしてしまったので、報告と懺悔。

 

 

事の発端はごん君が生後2か月のある日のこと。自治体の保健師さんが家に来て、パンフレットをくれました。

そこに記されていたのは「4か月赤ちゃん講座」というもの。

保健師さんの話では、4か月の赤ちゃんが一堂に集まって、発育測定したり親同士のコミュニケーションをはかる場なのだとか。父親も参加OKとのことなので、カレンダーに大きな丸印をつけて、「パパ友できるかなー」とワクワクしていたのであります。

 

事前に書かなければならない問診票があり、さっそく記入していると、気になった質問事項がいくつか発生。

・お父さんは育児に参加してくれますか。

・妊娠中に○○しましたか。

など。

ひょっとして、この問診票は母親が書くものだったかな・・・。

ともあれ、かーちゃんに確認しながら記入し、無事完成。

保健師さんが言ったからといって、本当に父親が参加していいのかな・・・。若干の不安を抱えながら、当日を迎えたのでした。

 

この時点の不幸度

誰も不幸になっていない。

 

 

 

講座当日。

会場に着くなり職員さん達から「こんにちはー!」と明るく迎え入れられ、ちょっと安心。受付で件の問診票を渡し、部屋に案内されました。

すでに何組かの親子が来ておりました。が、父親連れは・・・ゼロ。

まぁ、そんなもんかと思いつつ、発育測定。

身長が伸びてきた!やったね、ごん君。

測定後は保健師さんがやってきて話をしました。内容は・・・

・発育状況のチェック

・成長曲線について

・食事量

・便の状況

・相談相手の有無

・父親の育児参加状況   など。

 

すべてかーちゃん相手に話を進めていました。

なんてこったい!

話す気満々だったのに!!

産後うつ問題もあるから、母親としっかり話しておこうと思われたのかな。

でも、最近は父親の産後うつだってあるぞ?

もしかして父親では育児のことはわからないと思われた??

それとも、ぼくがあまりにイケメンすぎて恥ずかしかった???

あれこれ考えている間に、かーちゃんと保健師さんの話が終わりました。

問題なしとのこと。まぁ、よかった、のかな。

 

この時点での不幸度

とーちゃん:★☆

とーちゃんが寂しい気持ちになった程度。

 

 

 

保健師さんは、「せっかくですので、他のお母さんたちとも話して、交流の場にしてくださいね」と言い残し、他の親子のもとへ向かいました。

あたりを見回すと、いるではありませんか。保健師さんとの話を終えて、手持ち無沙汰にしている親子たちが。さっそく、交流スタート。

自己紹介などを交えつつ、話をしていたのですが、なんだか会話がぎこちない。

お母さんたちから漂ってくる「この人(僕)とどう接したらいいんだ」オーラ。

かーちゃんが色々と話題を振ってくれましたが盛り上がらず、終始あたりさわりのない会話で、交流は終わってしまいました。

 

この時点での不幸度

とーちゃん:★★

かーちゃん:★

参加者(母親):★

参加者一同にダメージ!

 

 

その後は、保健師さんがこれからの子育ての展望について説明してくれました。

離乳食や発達について参考になる話を聞くことができたのですが、ここでも問題発生。

長時間にわたる講座で、赤ちゃんたちのお腹が空いてきたようです。泣き始める赤ちゃん。

保健師さんからは「授乳をしながら話を聞いてくださってかまいません」の一声。

しかし、授乳を始める人などいるわけはありません。

だって、部屋に男性(僕)がいるから。

泣いている赤ちゃんが増え、その状況に泣き出す赤ちゃん(うちの子)も出てきました。

阿鼻叫喚。

やがて赤ちゃんの泣き声大合唱とともに保健師さんの話が終了。会はお開きとなりました。

ちなみに、最後に保健師さんから「これで講座は終了ですが、せっかくこうして出会えたのですから、連絡先の交換などしてママ友の輪を広げてください」とのお言葉もあったのですが、誰も親交を深めようとはせず、そそくさと会場をあとにしたのでした

 

この時点での不幸度

とーちゃん:★★★★

 ⇒パパ友できず。授乳の障害になる。

かーちゃん:★★★

 ⇒いたたまれない思いをする。

参加者(母親):★★★

 ⇒男性がいては授乳できない!

参加者(赤ちゃん):★★★★

 ⇒ごはんくれ!!

保健師さん:★★☆

 ⇒講座の目的の1つである「母親同士のコミュニケーションをはかる」に失敗。

 

 

結局、講座が終わってみれば、みんな不幸になっていました

父親はこういう場にいるべきではないのかもしれない、と寂しい気持ちになりました。もしも有給休暇を取得して参加したお父さんがいたら、「もう二度と赤ちゃんイベントには行かない!」なんて言いやしないかと要らぬ心配もしてみたり。

 

家についてから、かーちゃんと問題点を整理したところ、こんな感じになりました。

 

問題点1:会場に授乳室がない。

 授乳室があればすべて丸く収まっていたかも。

問題点2:「男性はご遠慮ください」としなかった。

 男性がいると不都合が生じるなら、はじめから知らせてほしかった。

問題点3:父親が来ることを想定していなかった。

 おそらくマニュアルの中でも父親のことには一言も触れられていないのでしょう。

 

 

父親が育児に関わろうとすると、何かと問題にぶつかるのだなーと改めて認識しました。

 

 

 

おや、今度は地域の児童館で赤ちゃんが集まるイベントがあるようだ。次こそは、不幸が生まれませんように。

育児に真正面からぶつかると決めたからには、退かぬ!媚びぬ!省みぬ!

 

 

 

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